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   "西域の流砂に埋もれる者達を顕せる風の如く"
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對馬基起さんの最終日。
僕の物を観る目が変わったって?

その通り!

発見したことは、町は現代アートと呼ばれている者で溢れているということ。
誰かが臓器の底からやっと見付けだしえたアートなる者等殆んどが其所かしこにがっている。しかもそれらを創ったのは偶然と無作為である!
基起さんの個展は簡便アーティスト等にとって叱咤となるやもしれない。

その目が節穴ばかりの我が国の出版社も然り。


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とにかくその情報量の多さに圧倒される。

  田中屋に持ち込まれている写真の総数7000点!



全てがポートレイトだ!

じっとしていて動かず、音に出して物言わぬ者たちの
路上のポートレイト達。



写真はその切り取る瞬間の芸術だと言われる。
これら不動のもの達をどうやって切り取るのだろう、
生はなきが物に息吹を、性格を、言葉を、ユーモアを、哀しみを
与える事の出来る人が
此処に居る


小さい沼を見てその水源の深さを辿ることが出来る者は
幸いである。






一日二日で、否 展示期間中ずっと訪れてもこれら様々な生を
感じ尽くすことは困難であろう。

日本の出版社の内で
この深き水源を発見し井戸を創り
恵みを供給出来る者はあるだろうか。

おそらく大半は
自らの想像力の欠落を再認識し
その事実を自ら認められずに
見過ごしてしまうのではあるまいか!



一年に一度の鰺ヶ沢ークラフトフェアは雨、150のテントも傘の代わりです。
それでもお客さん達は大勢来てくれています。明日は晴れますように。


おまかせアートナブルデザイン[木ぼりYA.天心]として活動を開始する。
これまでの主体となっていた個展の枠を更に拡げようとするもので、さいとう天心個人の活動+コラボレーションシップを加えたものになっている。

<必殺ねぷた疾走之図>は、2003年.弘前での必殺ねぷた人という集団が出したねぷた[連獅子]に大いに感銘をうけて制作したもの。今まで自分が見た中での最高のねぷたであった。
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