"西域の流砂に埋もれる者達を顕せる風の如く"
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「サ~エキ゜サ~エキ゜ ドッコエサ~エキ゜
オヤマァサハズダエ~ コンコ゜ードーサー
ェエズネノハエ ナノキーメミョチョーラエ」
旧八月一日岩木山神社奥宮に参拝をする際、登りの囃子です。
山頂の奥宮には「ハズノババ」という女神がおわせられるそうな。
ハズヤマ(初登山)をすると一人前、九つ十の子らが登っていたそうな。
岩木山で女人が登る事の出来るのは「姥石」という岩木山神社から登って一里ともうちょい行った所、ここまで。この場所で女等は男等を送り迎えしていたそうな。
ちなみにおりてくる時、下山囃子もありすれろん。
「バダラ-バダラ バダラヨ
エーヤマーカゲダジャー ツェダズヤマーカーゲダ」
満足満足満足よー、宵山かけた、朔日山かけた
(三浦義雄著 「かつて生活に津軽弁が息づいていた」参照)